薬剤師の在宅訪問とは
患者さまのご自宅やご入居先に薬剤師が訪問し、お薬のセットや薬剤管理、服薬指導を行います。バイタル(血圧、脈拍、血中酸素濃度など)をチェックし、薬の効果や副作用を確認したり、残薬の調整も行います。
ご利用シーン
- 薬局に行くのが困難な方
- 薬剤師が定期的にご自宅やご入居先を訪問し、処方箋をもとにお薬をセットします。※経腸栄養剤(エンシュア・リキッド)など、重量のある薬剤、介護用品等のお届けにも対応します。
- お薬を飲み忘れてしまう方・お薬の種類が多くて混乱してしまう方
- 当社オリジナルの「おくすりBOX」や「おくすりカレンダー」に、朝・昼・夕・就寝前のお薬を区分して管理。飲み忘れや二重飲みを防止します。一包ずつ服用日や服薬時間帯を大きく印字・色分けし、飲み間違いを防止します。患者さまのお薬の内容に合わせた管理が可能です。
- お薬の服用方法に困っている方
- 数種類のお薬を1回分ごとにまとめる「一包化」をはじめ、服薬状況に合わせて飲みやすい剤形や調剤方法をご提案します。
- 病気やお薬の服用について
不安がある - 食事、排泄、睡眠等の体調チェックを通じて、お薬の影響を確認します。また、風邪薬等の一般用医薬品や健康食品との飲み合わせチェック、複数の医療機関から調剤されたお薬の重複投薬を防止します。
- 患者さまのご家族、介護職種・施設関係者の皆さまの負担軽減にも貢献します。
- 療養中のご入居者さまの代わりに薬局へお薬を取りに行く時間がない、
薬剤管理で家事や仕事に時間があてられないなど、
ご家族さまや介護職種・施設関係者のご負担を軽減することができます。
ご利用料金
介護保険をご利用の方居宅療養管理指導料(1割負担の場合)
定期訪問1回につき(月4回まで)
- 単一建物居住者が1人
- 518円
- 単一建物居住者が2~9人
- 379円
- 単一建物居住者が10人
以上 - 342円
※介護保険と医療保険をお持ちの方は、介護保険が優先されます。また緊急訪問の場合は医療保険が適応されます。
医療保険をご利用の方在宅患者訪問薬剤管理指導料
(1割負担の場合)
定期訪問1回につき(月4回まで)
- 単一建物診療患者が1人
- 650円
- 単一建物診療患者が2~9人
- 320円
- 単一建物診療患者が10人
以上 - 290円
緊急訪問1回につき(月4回まで)
- 原疾患の急変に伴う
緊急訪問 - 500円
- 原疾患以外の急変に伴う
緊急訪問 - 200円
ご利用の流れ
- 医師の同意主治医に報告し、薬剤師の訪問について同意をもらいます。
- ご本人さま・ご家族さまの同意在宅訪問を行う際は患者さま、もしくはご家族の同意のもとで開始いたします。気になることがございましたらご相談ください。
- お薬の準備医師の処方箋のもと調剤したお薬を準備。入居者さまの状況にあわせて訪問日時を決めさせていただきます。
- ご訪問・服薬サポート決定した日時にお薬をお届けし、入居者さまにあわせた服薬サポートをさせていただきます。
- 情報共有・連携訪問後、医師へ患者さまの体調・服薬状況などを報告。看護師、ケアマネジャー等とも共有、連携してケアを行います。