管理栄養士からの一口メモ【 白菜の黒い点は何でしょう? 】
2026.01.27
冬の食卓に欠かせない白菜。今年は値段もそう高くなく使い勝手のよい冬野菜です。白菜を買ってきて、家でよく葉の部分を見てみると、白い茎の部分に黒い斑点が・・・という経験はありませんか?
これは「ゴマ症」という症状で、「ポリフェノール」とのこと。白菜は、高温や低温といった気温の変化、肥料の過多、あるいは収穫後の低温保存などのストレスを感じると、自らを守るために抗酸化作用のあるポリフェノールを生成します。それが細胞壁に蓄積し、黒い斑点として現れたものが「ゴマ症」です。農水省のホームページでは「黒い斑点があっても捨てないで!」と呼び掛けているそうです。
ちなみに、この現象はキャベツや小松菜、大根、かぶといった「アブラナ科」の野菜にも共通して見られます。
煮込むほどに甘みとうまみが増す白菜、スープごといただく鍋や煮込み料理なら、水に溶けだしたビタミンCやポリフェノールも余すことなくいただけます。
寒い季節、黒い斑点も気にせず丸ごと味わって、体の中から温まりましょう。




