管理栄養士からの一口メモ【 レタスの茎からでる白色の液体の正体は? 】

2023.01.27

レタスの切り口から出てくる乳白色の液体は何か知っていますか?

これは「乳液」と呼ばれ、レタスが傷ついた時に出てきて、傷口を乾燥させたり成分を変化させて細菌の侵入を防ぐ役割をするそうです。

この乳液には、ポリフェノールが含まれており、空気に触れて酸化するとピンク色や褐色に変色します。新鮮なほど白い液体はたくさん出てくるそうですが少し苦味があります。

乳液は、切り口だけではなく葉の芯などにも含まれているため、葉に液体がついたままにしているとそこから変色してしまいます。変色しても食べられますが、少し苦味があるので、買ったら早めに食べきる方が美味しくいただけそうですね。

変色しないように保存するには、買ってきたらまるごとキッチンペーパーで包んで、乾燥しないようにポリ袋に入れ、芯を下にして冷蔵庫に保存するとよいそうです。