管理栄養士からの一口メモ【パイナップルを食べると、口の中が痛くなるのはなぜ?】

2022.05.13

パイナップルを食べた時に、口の中がチクチクしびれる感じになったことはありませんか?原因はパイナップルに含まれる「ブロメライン」という成分です。

ブロメラインはたんぱく質分解酵素の一つです。一度に多量のブロメラインを食べると口内の粘膜が刺激されます。そして舌の表面を覆っているたんぱく質が分解され、むき出しになり、舌が痛んでチクチクしびれる感じの状態になります。

パイナップルを食べ始めても最初はそんなに痛くならないのは、舌の表面にたんぱく質のバリアが残っているからです。パイナップルを食べれば食べるほどにたんぱく質が分解されていくため、徐々に痛みが増してくるというわけです。

甘くて酸っぱい美味しいパイナップルですが、食べるときはほどほどにしたほうがよさそうですね。

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