管理栄養士からの一口メモ 【 季節の変わり目です。体調管理をしっかりと! 】
2020.09.07
季節の変わり目は体調を崩しやすいと言われます。特に夏から秋にかけては、咳や鼻水など不快を感じることも多いでしょう。今年は猛暑日が続き、疲れがたまっているところに、急激に気温が下がったり、また上がったりと気温の変化が激しいです。そのため体の調節機能が適応できずに免疫力が下がりやすくなっています。私たちの体は、気温が1度下がると免疫力が30%低下するといわれています。病気から体を守るためにも、体を冷やさないようにすることが大切です。
夜はシャワーで終わらすのではなく、湯船につかって体を芯まで温めましょう。また睡眠中は体温が下がり、朝方にはもっとも低くなるといわれているので、朝食に温かい飲み物(みそ汁やホットミルクなど)や料理などで、体を温めましょう。しょうがや長ねぎは体を温めますので、みそ汁などに入れるとよいでしょう。
インスタント食品が多い、野菜を食べない、米・パンや麺類などの炭水化物ばかり食べるなど、栄養バランスが乱れると、たんぱく質やビタミン・ミネラルの不足が起こり、冷えやすくなります。食事はいろいろな食品から摂るようにすると、栄養バランスがよくなります。体を温める食生活で体調管理をしていきましょう。
加藤薬局では、無料で管理栄養士による健康相談を行っています。ご自分の身体のこと、ご家族のこと、離乳食のすすめ方や、介護食など、食事に関するご相談にお答えします。ご希望の方は、薬局スタッフにお気軽におたずねください。電話でのご相談も承ります。