管理栄養士からの一口メモ 【 熱中症の対策してますか?】

2020.07.27

熱中症とは、夏場の気温の変化などで体温が上がり、汗をかいたりして体の水分が失われたり、塩分のバランスが崩れたりして、体温調節がうまくいかなくなってしまうことです。これにより、熱が急激に上がったり、けいれんやめまい、頭痛などといった症状をひきおこします。

熱中症は炎天下でおこなう部活動やスポーツでおこりやすいと思われがちですが室内でもおこります。総務省(2018年)によると、熱中症の発生場所は発生件数が多い順に「住居」→「道路」→「屋外」→「仕事場」とのこと。熱中症がもっとも多く発生した「住居」は全体の約40%を占めることから、「家の中だから安心」とはいえません。

水分不足にならないように、のどが渇く前に水分を摂取しましょう。乳幼児は自分で水分補給の管理が難しく、高齢者はのどの渇きを自覚しにくいと言われています。1日に必要な水分を食事や飲み物で摂取できているか、飲み水の量や頻度は適切かといった点に注意しましょう。1日1.2~1.5Lが目安です。

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